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20161010_iOSアプリについて勉強中.仕事ではAndroid/iOSアプリの要件定義をやってます.

【読了】600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス
 ー上坂 徹(角川新書)

◼︎ピックアップ
「ユーザーにとっていいサービスを提供する。
 説明が必要なサービスはまだまだレベルが低い。
 “誰のために”を意識してサービスを作り上げていかなければ成長はできない」
「仕事というのは本来好きでやっていること
 誰かのために働く事が仕事の意味である
 環境によるストレスや疲れから仕事の楽しさを見いだせなくなることもある」
「徹底的にユーザー目線で、この機能は必要なのか広告はどんなモノであれば
 ウィンウィンの関係になれるのかをロジカルに考えて実行に移す。
 何が必要で何が無駄かを、実装して作ってみて考える。
 今までやって来た事の9割は無駄になるかもしれないが、
 それは答えのわからない中から成功する為に必要な結果である。
 愚直に、ユーザーの為のサービスを考えだしていく。トライアンドエラー
「テクノロジーは単なるツールにすぎない。
 根底にある“何のためにその事業を行うのか”がブレてはいけない。
 何のためにその機能を実装するのか、何のためにそのイベントを開くのか。
 全てに共通して言える事である。 」

◼︎所感
サービスを立ち上げる経緯・想いから、
サービスに対する徹底的なユーザー目線を貫き通す姿勢、
常に本質を突くマネジメント手法やデザイン思考をクックパッドという会社から学べる一冊。
webサービスを運営するにあたって必読すべき本。
また、仕事をしているとふと忘れてしまうこと(仕事とは本来どのようなものであるべきか、など)を
改めて考えるきっかけをもらいました。
例えば ↓ )
・お金を払ってくれる顧客だけをみていると、事業を誤る
・残業をするよりしないほうがトクをする「ノー残業手当」
・テクノロジーは道具。重要なのは、それで何をするか
・新オフィスの引越しパーティーに、佐野(社長)が待ったをかけた
 →何のために人を招いてパーティを行うか、を社員が誰一人として答えられなかったことがあった